谷間のノッティング
ネパールの職人さんによるフルハンドメイドな羊毛100%のウールラグを作り上げる事が出来ました。
何故ネパール?
世界で最も美しいと言われているヒマラヤ山脈の谷間、通称花の谷と呼ばれているランタン渓谷。
世界最高峰エベレストのふもとに広がるネパールの首都カトマンズは谷間に位置していたりと
奇跡のTANIMAとの繋がりを感じていました。
ネパールの谷間から吹いた風を便りに、ラグを生産してくれる場所へ行き着いた次第です。
ラグに落とし込んだ一節
study to be quiet
今からおよそ350年前に出版された世界最古と言われている釣りに関する書籍
"The Compleat Angler" (1653年初版)
アイザックウォルトンの著書であり世界中で釣りの聖書と位置付けられている書物。
その本の中に記されていたと言われている一節が
"study to be quiet"
静謐の研究、或いは、おだやかなることを学べ
まさに釣りの神髄であるようなメッセージではと
この言葉を日本の作家 開高健氏が訳し一般的に広まったのです(実際は諸説ある様で)
study to be quiet
捉え方は一人一人自由だと思う。
TANIMAはこの言葉にどこか日本人の精神を感じ、心に留めているメッセージでもありTANIMAの指針でもある所です。
持ち運びの良さを考慮しつつ、キャンピングファニチャーにも相性の良いサイズで拘りました。
羊毛で撥水性が有るので、不意な食べこぼし飲みこぼしもすぐに拭き取れる性能があります。
家で使ってもらうのは勿論
男の趣味部屋に敷いたり
ジョンボートやカヌー、カヤックに敷いて釣りを楽しんだり
キャンプやピクニックでランチマット的に使ってもらえたり
はたまた愛車のシートに敷いてみたり
使用シーンは幅広くあると思います。
study to be quiet design by COVER
photo by WARASHIBE PICTURES (https://www.warapic.com/)
生産国 : ネパール
素材 : ウール100%
Size : 約 縦46cm × 約 横45cm(フリンジ含まず)
※一点ずつ職人によるハンドクラフト品のため織り端フリンジ部分の長さ・縦横サイズに僅かな違いがあります。
ネパールラグの生産背景とは
元は山岳地帯の村により、自給自足の生活をしている方たちが、自分たちの生活の為につくられていたラグ。
ヤクや羊の毛を手紡ぎでつなぎ合わせてハンドメイドで生産していました。
次第にこのハンドメイドの文化が、登山家を通してカトマンズなどの街にも広がりました。
1つ1つ丁寧に手作業でつくられるラグは世界中から評価され伝統工芸として受け継がれています。