1970年代初頭、コロンビアの首都ボゴタにて結成。メンバーはブロンコ・ルービッチ、プリンス・マイエバ、ブッチ・モーガン、フランク・マルティネズ、マーク・マンソンの5名。現地のアメリカンスクールに通う、サッカーが共通の趣味だった5人はサッカー中継のラジオ実況に合わせてチャントを歌い、リズムを奏で、その場にあった適当なもの(バケツやグラス、蛇口から出る水の出る音等)で演奏をしていたのがバンド活動の起源と言われている。クンビア、メレンゲ、カリプソ等の影響が強いサウンドと、リズムマシンやオルガンを用いた独特で中毒性の高いリズム感が特徴的。本作は低迷期だったサッカーコロンビア代表のサポーターとして国民的人気を博した彼等が1972年にタコマレーベルからリリースした「FOOTBALL DUB (LESSON3)」。「サッカー・コロンビア代表チームのトレーニングのために作られた」とされ、実際現在も代表のチャントとしてこのアルバムに収録された曲は国民的アンセムとして愛されている。